Peace@Pieces +++S T O R Y RETURN  
 元女子校だったため、男子が極端に少ない私立遊華総合学園に新米教師として勤務している主人公、村上久斗。
 「先生、これ、私の気持ち…です」とか言って何かあばんちゅーるなことが起こるかもしれない〜と心の中でこっそりと期待しながら、それなりに教師としての評価も得ていた彼のクラスに一人の女生徒、百瀬ヒカルが転校してくる。
 普通の生徒と何ら変わりのない女の子と思っていた彼女は、実は現世に実習にきていた死神の候補生で、その夜 魂を無に返すために放った銃の弾を、間違って主人公に命中させてしまう。
 これがきっかけで眠っていた能力が目覚め、主人公は死神や魂が見えるようになってしまった。
 主人公はヒカルから死神候補生の存在と、この学校が死神の育成・実習に使われる場所のひとつである事を知り、「自分が撃った以上責任をもって経過を見なければいけない」と言われ、生徒であるヒカルと同居する事になる。
 機械いじりの好きな生徒、ナギ。
 下級生クラスの女の子、まりりん。
 いつも掃除をしている教会のシスター、杏も同じく死神候補生だとわかり、それに同じく受け持ちクラスにいる幼馴染の誉も交えて、落ちこぼれ候補生であるヒカルやナギを一人前の死神にさせるために奮闘するはめに。
 また、死神候補生としての活動の他にも、プレイボーイのいとこや生徒会お邪魔娘三人組が体育祭や文化祭で様々な事件を起こし、ちょっと不思議で甘いドタバタな学園ドラマを繰り広げる事になる。

■作品用語補足説明
・死神候補生
正規の「死神」として役割を果たすための「契約」を得る前の状態で、正規の「死神」またはそれに従事するものの下で数々の試験を経て「死神」を目指す。
候補生のうちから魂を導くことは可能だが、人間に対しては能力的に出来ない。
『ぴす@ぴす』に登場するヒカル・ナギは、小動物や小物などのレベルの魂しか導けない。
また、死神候補生たちは普通の人間には意識操作で死神装束を不思議と思わせないようにしている(普通の人間には制服または私服に見える)が、中にはその効力が効かない特殊能力を持ち合わす人間もいる。>霊力の強い誉が該当
※各候補生における武器
ヒカル:二挺拳銃(Lies and Truth)
ナギ:自作のへんな機械(どっくりびっきりメカ)
まりりん:カドもん(背中のぬいぐるみ)らしい
杏:不明

・Pieces (ピーシーズ)
作品内における、死神候補生の総称。

・遊華総合学園 Yuka comprehensive academy
当作品のメインとなる舞台で華澤コンツェルンとタカナシ・カンパニーの合資で設立された総合学園。
元々女子総合学園だったため、男子生徒の数が非常に少ない。
わざわざ合資にしたのは華澤じいちゃんと小鳥遊ばあちゃんが仲良かったから。
学園の敷地は小鳥遊家所有の土地にある。現在の理事長は華澤姉妹の父(コンツェルン総帥兼任)

・華澤コンツェルン Hanazawa Konzern
華澤財閥を主軸とした企業統一連合体。その規模は某コンツェルンとほぼ同等

・タカナシ・カンパニー Takanashi Company
小鳥遊家が役員を占める大企業(主に地主)。某カンパニーほどではない。
一子相伝なので、小鳥遊を名乗ることが出来るのは誉の家族のみ。