こもれびに揺れる魂のこえ +++ S T O R Y RETURN  

 

行こう。遠い、緑に囲まれたその場所へ・・・・・

小さな村で牧師として勤めを果たしていた主人公のもとへ、ある日一通の手紙が届く。
名も知らぬ誰かから送られてきたそれには、
まるで祈りの言葉のようにこう綴られていた。

『ただ愛情を彼女たちに注いでやってください』

そこは、人里離れた場所にひっそりと立つある施設らしい。
誰かのわがまま?
そこは狭くもなく、けれど広くもない閉じた楽園だった。

差出人が願うこと全てはかなえられないかもしれない。
けれど、運命としかいいようのないものに導かれて、彼はそこへと向かった。

彼は彼女たちを救うことによって、自分を救いたいのだろうか。

こうして、「ここ」での初めての出来事は始まった。

手紙に導かれるまま主人公は施設に住む三人の少女達とともに暮らし始める。
人との交流を絶っていた少女や自分に自信の持てない少女、そして新しい仲間
達…ここは何らかの原因により集まった者たちのささやかな楽園。

 

 

 

 

そんな未熟な彼女たちと共に創った大木の下の青空教室や
日常を通してのふれあいにより、
主人公自身もまた様々なことを学んでゆくことになる。

見てはいけない…何故か自分の中の何かが警告する。

毎日がのどかで優しく、そして時に起こる彼女達との小さな事件。
ゆっくりと過ぎていく時間を過ごしていた主人公はある日、少女達が
ここやってきた理由と自分がここに呼ばれるべき人間だったことを知る。


■ねえ、僕は君の瞳にどう映っている?■

苦悩する主人公と少女達。
彼らの胸に生まれた迷いが消える時、あなたはこの楽園でどんな未来を見るのでしょうか。