【ユニス】
「それでは人気投票『第十二位』！！」

【マコ＆ミコ】
「じゃかじゃん！」

【ユニス】
「人気投票の『第十二位』は＜28point＞で"マコ＆ミコ"の双子たちでーす！」

【マコ＆ミコ】
「……………………………………」

【ユニス】
「…って、マコちんミコちん。何かコメントとか無いの？」

【マコ】
「ユニスちゃん。この状況でなにをコメントしろっての？」

【ミコ】
「そーだよ、ユニスちゃん。そりゃ傷口に薄口しょうゆを塗るってもんだよ」

【ユニス】
「なによその喩えは？！　痛いのかなんなのか微妙なところじゃない」

【ユニス】
「とにかく進めていくわよ。え〜と…
『双子、命』
『ロリ双子最高！！』
他、いくつかコメント頂きました」

【ミコ】
「ま、二桁もないけどね」

【マコ】
「わ〜、さみしいね」

【マコ＆ミコ】
「シクシクシク…」

【ユニス】
「もーっ、うっとおしいわね！　仕方ないでしょ？！　サブなんだし。しかもギリギリ切られる一歩手前だったんだし、シーンがあるだけでも儲けものでしょ？！」

【マコ 】
「わーっ、そんなこと言っちゃうんだ！　ヒドイよユニスちゃん！？」

【ミコ】
「傷ついちゃうよ！　アクマだよユニスちゃん！？」

【マコ＆ミコ】
「人権侵害！　JAROに訴えたらどうジャロ！！」

【ユニス】
「わわわっ、そこまで！　ごめんってば……ちょっと言い過ぎたわよ。ごめんなさい」

【マコ】
「ふむ。わかればよいのじゃ。くるしゅうない」

【ミコ】
「くるしゅうない、くるしゅうない〜♪」

【ユニス】
「はいはい、それじゃ、気を取り直して先に進めるわよ」

【マコ＆ミコ】
「サーイェッサーッ！(>▽<)ゞ(>▽<)ゞ」

【ユニス】
「いくわよ、人気投票『第十一位』！！」

【マコ＆ミコ 】
「じゃかじゃん！」

【ユニス】
「人気投票の『第十一位』は＜40point＞で"西園寺 小次郎太"！」

【マコ＆ミコ】
「やったね、オカマ先生！」

【小次郎太】
「だれがオカマですって？」

【ユニス】
「うわぁっ？！　っていきなり現れるなぁっ」

【マコ＆ミコ】
「あ、ベルティだ」

【ベルティ】
「そう、アタシはベルベット＝ベルティ。皆、ベルティって呼んでね」

【ユニス】
「へ？　小次郎太じゃないの？」

【小次郎太】
「ノォォォンッ！！　アタシをそんな色気の無い名前で呼ばないでッ！！　耳が腐るわっ！」

【ユニス】
「わ、わかったわよ。そんなに怒らなくてもいいじゃない……」

【マコ】
「そういえば、もうひとつ名前あったよね」

【ミコ】
「うんあったね。伝説のプリンセス−Ｋ先生！」

【ベルティ】
「ふ、止めてよその名前は……乙女の過去は儚くも薔薇色――無闇に口にするものじゃないわ」

【マコ＆ミコ】
「名言、名言っ！」

【ユニス】
「（……冥言の間違いじゃないの？）」

【ユニス】
「え〜、寄せられたコメントですが
『こいつがいなかったら買わなかった。こいつに萌えずにだれに萌える！！』
『ベルティの美しさは文字如きでは表せませんよっ！』
などがありました」

【ベルティ】
「アハン、ありがと。とぉっても嬉しぃわぁ」

【ベルティ】
「でもアレよね。こんなに愛されてるアタシが十一位だなんて信じられないわね。世の中、見る目が無いったらありゃしないわ。プンプン」

【ユニス】
「（いや、エロゲーの男、しかもオカマキャラとしては妥当なところなんじゃないかと……）」

【マコ＆ミコ】
「妥当、妥当っ！」

【ユニス】
「ハッ？！　あ、あんたたち、人の心のテキストを読まないでよっ！」

【ベルティ】
「ちょっと。ゲストほっぽって、何ぺちゃくちゃ喋ってんのよ」

【ベルティ】
「まあいいわ。とりあえず、まずはもう一度あなたたちにアタシのスバラシさを教え込むことからしないといけないって事がわかったわ」

【ユニス】
「はい。第十一位は西園寺小次郎太でした〜。拍手〜」

【マコ＆ミコ】
「パチパチパチ〜♪」

【小次郎太】
「え？　あ、ちょっと待ちなさい！　まだ話が…って、名札が小次郎太になってるじゃない！　アタシはベルティよ！　ベルティって呼びなさああぁぁぁぃ……」

【ユニス】
「はぁ、なんかどっと疲れちゃったじゃないの。まだ二つしか発表してないのに大丈夫かしら……」

【ミコ】
「ま、なるようになるよ。ユニスちゃん、ドンマイドンマイだよ」

【マコ】
「そうそう。どんぐりまいたけだよ、ユニスちゃん（ポンポン）」

【ユニス】
「マコちんミコちん……どんぐりとか全然関係無いと思うけど、うん、頑張る」

【ユニス】
「よーし、それでは人気投票『第十位』！！」

【マコ】
「やっぱり単純だね」

【ミコ】
「うん、思ったより単純だね」

【ユニス】
「ん？　なんか言った？」

【マコ＆ミコ】
「じゃかじゃん！！」

【ユニス】
「人気投票の『第十位』は＜45point＞で"彩辺 紫"メイド長でーす！」

【ミコ】
「十一位のベルティと5pointという微妙な差で十位をゲットだね」

【マコ】
「絶妙で微妙な5point〜♪」

【ユニス】
「こ、こら！　そんな余計なこと言わなくても……」

【紫】
「ま、妥当なところでしょうね」

【ユニス】
「はっ？！　ウ、ウィストル！！」

【紫】
「ちゃんと進行しているようですね。なによりです」

【マコ＆ミコ】
「なにより、なにより〜」

【ユニス】
「マ、マコちんミコちん！　こっちでじっとしてて！」

【マコ＆ミコ】
「はーい」

【ユニス】
「コホン。ウィストル、今回人気投票で十位となりましたが…」

【紫】
「そうですね。それほど作中で関わりならないはずの私ですから、これだけの票を頂けるだけで嬉しく思います。それに……」

【ユニス】
「それに？」

【紫】
「"あの方"より上位が取れたこと、この一点につきますね。ふふふ……」

【ユニス】
「あの方？　ってベルティのことですか？」

【紫】
「そうです。まあこれで、あの方よりも私の方が優秀であるということが、世に知らしめられたということだけで十分です」

【ユニス】
「はあ…」

【マコ】
「と、いっても5pointだけだけどね」

【ミコ】
「やっぱり微妙だよね」

【紫】
「（キッ！）」

【マコ＆ミコ】
「はうっ！　ごめんなさい……」

【ユニス】
「よ、寄せられたコメントには
『眼帯萌え！』
『ががが眼帯萌えーv』
と右目の眼帯についてが多く見られますね。そういえばウィストルは右目をどうなさったのですか？」

【紫】
「…………（ジロリ）」

【ユニス】
「あっ？！　いや、その……少し気になったもので。だ、駄目なら……」

【紫】
「（ゆらり…）知りたい……のですか？（ゴゴゴゴ…）」

【ユニス】
「ひきっ！？　い、いえっ、何もありません！　失礼しました！！」

【紫】
「……そう」

【ユニス】
「ぷはっ、はぁ〜、はぁ〜……ゴクリ（あぶなかったぁ……）」

【マコ】
「ユニスちゃん、ちゃれんぢゃ〜」

【ミコ 】
「STOP THE EXPRESS!だよ、ユニスちゃん！」

【ユニス】
「どういう意味よ！　は、はい。え〜と、第十位はウィストルでした」

【紫】
「あら、もういいのですか？　わかりました。それでは失礼します、ごきげんよう」

【ユニス】
「あ〜、死ぬかと思った……」

【ミコ】
「まあ、アレだね。触らぬ神になんとやら？」

【マコ】
「ＴＡＴＡＲＩＮＡＳＨＩ！」

【ユニス】
「しかし、ますます気になるわ。本当に何があったのかしら？」

【ミコ】
「ん〜、その辺りは正直なところ、神様も深く考えてないらしいよ」

【マコ】
「ま、当時、教官と言ったらあの人だったらしいからね。なんちゃらブリンガー？」

【ユニス】
「は？　あんたたち、何言ってんの？」

【マコ＆ミコ】
「ぶっちゃけ、ぶっちゃけ♪」

【ユニス】
「？？　よくわかんないけど先に進めるわよ。次は九位だっけ？」

【ユニス】
「それでは人気投票『第九位』！！」

【マコ＆ミコ】
「じゃかじゃん！」

【ユニス】
「人気投票の『第九位』は＜67point＞で……げっ！　あいつじゃない！」

【マコ＆ミコ】
「あいつって？」

【ユニス】
「あの"イヤミメガネ"よ！」

【マコ】
「ああ、秋人ちゃんね」

【ミコ】
「あきとちゃん、あきとちゃん」

【ユニス】
「ここ、飛ばしちゃってもいいかしら？　どーでもいいっぽいし」

【秋人】
「なにがどーでもいいんだって？」

【ユニス】
「現れたわね！　能無し請負人！」

【マコ＆ミコ】
「秋人ちゃん、やっほーっ♪」

【秋人】
「とりあえずウィストルに出ろって言われてな。おいユニス。ちゃんと俺のことも紹介してくれよ」

【ユニス】
「ふん！　誰があんたなんか。あと、私のことは呼び捨てにしないでって言ったでしょ？！」

【秋人】
「そうかい？　まあ別にいいけどな。さぁて、とりあえずユニスたちが仕事サボってますってウィストルに報告でもしてくるかな」

【ユニス】
「げっ？！」

【マコ】
「そりゃヤバイよ、ユニスちゃん」

【ミコ】
「ウィストルにおしおきされちゃうよぉ」

【秋人】
「さぞフィリネも残念に思うだろうなぁ……」

【ユニス】
「はっ？　お姉さま？！（そうよユニス。お姉さまをがっかりさせるワケにはいか ないわ。私は成績優秀なブラム。こんな請負人なんかに負けてられない！　ユニスファイト！）」＞ここまで0.5秒

【ユニス】
「わ、わかったわよ。仕方ないわね。マコちんミコちん、いくわよ！」

【マコ＆ミコ】
「ヤルッツェブラッキン！(>▽<)／(>▽<)／」

【秋人】
「なんだよそれ？」

【ユニス】
「それでは仕切り直して、人気投票『第九位』の発表！」

【マコ＆ミコ】
「じゃかじゃん！」

【ユニス】
「人気投票の『第九位』は＜67point＞で"新津 秋人"！」

【秋人】
「ってオイ！　なんだこの写真は？！」

【ミコ】
「なんだって？　秋人ちゃんだよ？」

【マコ】
「秋人ちゃんの晴れ姿〜♪」

【ユニス】
「ふふ、お似合いでございますわよ、請負人」

【秋人】
「はぁ……いつ撮ったんだ？　勘弁しろよ、ったく」

【ユニス】
「はいはい。紹介してあげてるんだから、グダグダ言わない。しかし、あんたが九位とはね」

【秋人】
「なんだよ、文句あるのか？」

【ユニス】
「別に。ただベルティはともかく、ウィストルより上だったのが納得いかないだけよ」

【マコ＆ミコ】
「マコミコよりもだっちゃ。ナンデダー！」

【秋人・ユニス】
「「ま、それは置いといて」」

【マコ】
「うわーん！　ユニスちゃんのいぢわる！」

【ミコ】
「うわーん！　秋人ちゃんの罰当たりー！」

【秋人】
「とりあえず、俺という人間が世に評価されたって事じゃねぇか？　世の中再生して正解ってヤツ？」

【ユニス】
「はぁ？　そうかしら？　寄せられたコメント見ると
『女装最高です』
『メイド姿は無敵です☆ミ』
だってさ。評価されたのは、あんたの女装姿だったみたいね。ほっほっほ」

【マコ】
「そういえば、メイド服のまま再生やってくださいってのもあるよ」

【ミコ】
「秋人ちゃん、大人気だね」

【秋人】
「……………帰る」

【ユニス】
「あっそ。はい、第九位は請負人でした〜」

【マコ＆ミコ】
「秋人ちゃん、バイバーイ♪」