製菓担当の講師。以前は有名なホテルでパティシエをしていた。 見た目は美しい女性だが、性別は男。生徒には「かりん先生」と呼ばせている。 製菓技術だけでなく、料理全般の腕は一流。 面倒見の良さや話しやすい雰囲気から、生徒の信頼は厚い。 男性的な押しの強さと、女性らしい思いやりを併せ持つ人物。 勉強から恋の悩み、はては性生活まで、なんでも相談に乗ってくれる。本人は片思い中。 それが誰かは明言しないが、ヒロインたちとの恋バナでときどき話題に出てくる。 そのときは誰よりもはしゃいで話をする。むしろ聞いて欲しい感じ。 学園理事長のリゼットとはフランス修業時代に知り合い、旦那とも仲がいい。 その繋がりで、学園の製菓授業の講師をすることに。 現在でもその実力は高く評価されており、関係者からオファーが絶えない。 ジャンルを問わず、お菓子はなんでも作る。 特に、造形菓子の技術については広く知られている。
学園の現理事長で美絵瑠の母親。留学でフランスに来ていた美絵瑠の父親と出会う。 その後来日して結婚、美絵瑠をもうける。 夫が家督を継ぐことになり、新規に設立された学園の学園長を務めることとなる。 フランス人ではあるが、来日して長いため日本語はペラペラ。 温厚でいつも笑顔を絶やさない。 最近の悩みは美絵瑠が真面目に授業に出てくれないこと。 怒ると怖い。笑いながら怒る人。 美絵瑠の才能に最初に気がついたのも母親である彼女。 その才能を伸ばしてあげたいと考えているが、いいやり方が思いつかない。 自由で、子供たちの才能を伸ばし、将来の選択肢を増やそうと、「専門授業」の導入を決めた本人。
学園の近くにあるスイーツカフェのパティシエ。 有名店で修行した後、独立して店を構える。 足繁く通う主人公に話しかけてから、よく話すようになる。 仕事に誇りを持っていて、一切の妥協を許さない。 生活するだけ稼げたらいいという考え方。 加えて、あまり繁盛しても困るからと、雑誌取材などはすべて断っている。 好きなスイーツを作りながらジジイになれたらいい、と考えている。 それをよく妹に怒られる。 授業をサボって昼寝しに来る美絵瑠を、まあそういう時期もあるよな、と 受け入れてくれている。 技術が非常に高く、多数の受賞歴を持つ。 本人は特に興味がない様子で、そのことを聞かれない限り話さない。 天才肌の男。
学園の近くにあるスイーツカフェのウェイトレス。 兄妹で経営している。 話し好きで世話好きのお姉さん。 なかなか結婚しない兄にやきもきしている。 その反面、この生活も悪くないかもと楽しんでいるところもある。 接客と経理を担当。 兄の腕ならもっと稼げることは理解しているが、方針を変えようとは思っていない。 この店は兄の店だから、というところは強く意識している。 かりん先生と組むといろいろ手がつけられなくなる。 授業をサボって逃げ込んで来る美絵瑠を、ダメだよーといいながらも かくまってくれる。