【チュチュ】
「はいっ、一発目からいきなり騒がしかったねぇ」

【うた】
「…子供は無邪気が一番」


【チュチュ】
「また今度、遊びにいってあげよっと…さて、次いってみよう！　次どうぞ！」

【うた】
「…うん。続きまして、あ…」

【チュチュ】
「？　どうしたの、うた？」


【うた】
「…ふふ、"第十三位"の発表」

【チュチュ】
「じゃかじゃん♪」

【うた】
「…第十三位は、敏腕プロデューサー"上杉 耕太"。…わたしのお父さんだって」

【チュチュ】
「うわ〜、ギリギリじゃんプロデューサー…というか、よく３票も入ったわね」

【うた】
「…たしかに」


【耕太】
「それは酷いぞ、うた…」

【うた】
「…わ、びっくり」

【チュチュ】
「プ、プロデューサーっ？！　って、またいきなりの登場で…」

【耕太】
「ふむ、３票だったか。まあ仕方無いな。もう私も現役を離れて久しい…私が現役でアイドルをやっていた頃は、もっとこう…」

【うた】
「…お父さん、頂いたコメントを読むね」

【耕太】
「ん？　おお、そうかそうか。読んでくれ。うた」


【チュチュ】
「（ナイス話題変換！　グッジョブうた！！）」


【うた】
「…ぶい」

【チュチュ】
「とりあえず目立ったのはこれだけね。しっかし、今世代の若者を置いてけぼりのネタだよねぇ」

【うた】
「…ねのねの何でも修行中…なんて言っても絶対わからない」


【チュチュ】
「いやいや、うたのネタもわからないから…」


【うた】
「…しょぼん」

【チュチュ】
「それじゃ、プロデューサー。十三位だったけど、何か一言ちょーだい♪」


【耕太】
「む。十三位と強調しなくても…いや、コホン。あ〜、こんな私にも票を入れてくれて感謝する。これに懲りずにこれからもよろしくな」

【うた】
「…ぱちぱちぱち」

【チュチュ】
「第十三位は"上杉 耕太"プロデューサーでした！」

【耕太】
「失礼する」