Peace@Pieces +++ RETURN  

 各キャラの詳細情報をお届けするコーナー!
 第八回は、正式な死神のデス先生&付き人ぴよ。

第一回:ヒカル 第二回:ナギ 第三回:誉 第四回:まりりん
第五回:杏 第六回:生徒会 第七回:一義 第九回:久斗


CV:宗川 梗   





名前:デス(?)
血液型:?型
身長体重:?cm ?kg ???
誕生日:

ヒカル・ナギの監督・担当教官である正規の死神。
教官としての評判は良く、今まで死神候補生を何人も
育て上げてきた。
はっきりと態度には出さないものの、今のところ落ちこぼれである
ヒカルやナギたちの事は結構心配しているらしく、それとなく
主人公を協力するようにけしかけたりする。
一度怒らせると、怒られた時の事を思い出すだけで泣いてしまう程
怖いらしい。
見た目の通り、子供っぽい所も。辛いものが苦手。

ボクは伝えなければならないことがある――だから
キミの前に現れた

―――現れるのはいつも突然
そうか、じゃぁそこにしよう。でもその前にこの
イチゴクレープというものを食べてみたい

―――文化祭にて。遊ぶ気満々……
本当は……ボクらには大きな目的があるから、
もっと早く死神を育てなくちゃいけないんだが……

―――いろいろ仕事がたてこんでいるようです



CV:風華   





名前:ぴよ
血液型:?型
身長体重:146cm(鳥のときは、10cmくらい)
誕生日:4月20日

死神であるデス先生の付き人であるカナリア。
デス先生と契約し、行動を共にしている。
いつもはデス先生の肩に、鳥の姿でのっているが、人間の姿を
とることも出来る。
人当たりが柔らかくにこやかに接してくるので、無愛想な
デス先生とはバランスのとれたコンビ。
機嫌の悪いデス先生をなだめられるのは、ぴよだけらしい。
(他の人は怖くて近寄れないので)
デス先生の調査・監督のサポート等をする他、今回の死神候補生の
試験では、特別にまりりんを担当している。

……デス様、この人全然わかってないみたいですよ
―――ニブい主人公に対して一言
楽しかったですよー。景品もこんなにいっぱい
もらっちゃいましたし。ねぇデス様

―――文化祭にて。やっぱり、遊ぶ気満々……
私が教えられるのは、ヒカルさんもナギさんも
最終試験の段階に入っているということだけです

―――付き人とはいえ、きちんとヒカルたちの監督もします



「その格好……君も死神候補生なんだろう?」
「やっぱりキミか――」
否定も肯定もせず、冷たい瞳のまま少女は俺を見上げている。
少女の姿が、ヒカルたちとは違って初めから死神装束に見えたのは不思議だった。
でもこの小ささからいって、俺の受け持つ学年の生徒ではなさそうだ。
「――転校してきたばっかりで迷ったのかな?」
もしかしたら、ヒカルよりももっと新米で、うまく変身もできないままこの学園にやってきた死神候補生なのかもしれない。
うっかり大鎌で首をはねられないよう、俺は慎重に話し掛けた。
「よしよし、先生が職員室まで案内してやろう」
「……結構」
「なんだ、遠慮しなくていいんだぞ? それからペットは学園につれてきちゃだめだぞ〜」
「ペット?」
少女は最初不思議そうに眉を寄せていたが、自分の肩にとまっている小鳥のことをさされている事に気付いてか不敵な笑みを浮かべた。
「ああ、ぴよのことか――」
少女にぴよと呼ばれた黄色い小鳥は、まるで俺に何かを話しかけるように鳴いた。
澄んだキレイな声だったが、カナリアだろうか?
なんだか俺に文句をつけている風に聞こえたのが不思議だ。
「他の先生に見つかったら、没収されてしまうぞ」
「……フ」
少女の頭は俺の頭よりずいぶんと下だった。
しかし冷たい瞳の印象は、ひどく威圧的に感じられる。
このままではヒカルと違って、ずいぶん排他的な転校生になってしまう。
「こらこら、いくら死神候補生っていっても、みんなと仲良くしなきゃいけないぞ」
教師として、あと死神候補生騒動に足をつっこんだ者としてここはひとつ注意しておこうじゃないか。
自分のクラスの生徒以外にも気を配る、それこそ俺の目指す教師スピリットだ!
「………」
「――俺の教師スピリット、あっさり無視かよ!!」
無言の少女の赤い瞳からブリザードの嵐が吹き出した。
「さて、どこから説明しようか」
「あ、そのへんの事情は知っているから安心してくれ。死神になるために試験を受けてるんだろ?」
ため息をつく少女の前で俺は余裕の笑みを浮かべた。
昨日から突然踏み込んでしまった非常事態に、もうだいぶ慣れている。
そう、風に舞う長いマントも、手に光るでっかいカマも……日常のフレームの中に収められるようになっていたのだ。
「そうだそうだ、デス先生って怖ぁい人がいるんだろ? こんなちっこいのに大変だな〜」


(何も知らないのをいいことに、いろいろと爆弾発言してしまう主人公…)