Peace@Pieces +++ RETURN  

 各キャラの詳細情報をお届けするコーナー!
 久々登場の第六回は、お邪魔虫生徒会三人組。

第一回:ヒカル 第二回:ナギ 第三回:誉 第四回:まりりん
第五回:杏 第七回:一義 第八回:デス&ぴよ 第九回:久斗



CV:北都 南   





名前:華澤 響子(はなざわ きょうこ)
血液型:B型
身長体重:156cm ?kg Dカップ(自称)
誕生日:10月26日

大地主で財閥会長な学園創始者の孫で、学園理事長の娘。
学園内では最高権力者として君臨する泣く子も黙る生徒会長で
華麗なタテ巻きロールと共に、いつもバラを背負っている。
同じ学園創始者の孫である誉に、強い対抗心を持っており
相手の都合もかまわずに事あるごとに勝負を持ちかける。
自己陶酔から妄想が激しくなりがち。いったん妄想が始まると
誰かが止めないとどこまでも話を都合の良いように捏造される。
好きなものは、自分・権力・勝利。

ええ、さすがに仕事が速いわ忍。では皆さん、
ごきげんよう……おほほほほっ

―――一見物腰は穏やかですが…
あぁ、やはり隠しきれない類い希なる美貌と品の良さが、
あたり一面に華澤響子であることをつまびらかに
してしまうのですわね…

―――こんな性格です
なにを世迷い事を! この私が一介の教職員の
話など耳に入れるとお思いになって?!
お笑いですわ! オーッホッホッホッホッホッ

―――そこらへんの教師より偉いんです。ん?……よまよいごと?



CV:北都 南   





名前:華澤 美加(はなざわ みか)
血液型:B型
身長体重:156cm ?kg Cカップ(本物)
誕生日:10月26日

響子の双子の妹で、生徒会の副会長兼風紀委員。
いつも姉のフォローや尻拭いをしている(と言っても
怒る姉をなだめたりしてるだけ)、比較的常識人。
あまり争いは好まない優しい性格だが、姉に対しては
NOと言えない性質で、いつも振り回されている。
酷い目にあう事もたびたびだが、姉には逆らえない。
お嬢様育ちの割には、結構な努力家。ほめられると照れて
失敗するタイプ。風紀委員という仕事のせいか、男女関係
には固い考えを持っている。(婚前交渉とかありえない)

おおおお姉さま、そろそろ参りましょうか? ねっねっ
―――お姉さまが爆発する気配には、誰よりも敏感
生徒会副会長兼、風紀委員である私の前で、
よくそんな風紀を乱すような事言えますねっ

―――誰とも無く「風紀委員の鬼」と呼びます
どけと言われて素直にどくわけにはまいりません。
お姉さまの一大事は私の一大事。
そして華澤家の一大事は日本の一大事です!
先生の手に負えることではありません!

―――振り回されていても、非常に姉思い



CV:鈴美 巴   





名前:早河 忍
血液型:A型
身長体重:165cm ?kg Bカップ
誕生日:11月22日

生徒会書記で、華澤姉妹の参謀的役割をする頭脳派眼鏡っこ。
その知識量・記憶力・情報処理能力は超一流で、生徒会の
実質的な業務はほとんど忍がこなしている。
いついかなる時も冷静にただ自分の仕事をするタイプだが、実は
自分と同じく理系科目に強いナギには、かなりの対抗心を持っており、
ナギとの会話次第では感情的になる事も。
そこに予定が書かれると必ず実行されるという、恐怖の生徒会
スケジュールファイルをいつも持ち歩いている。
華澤姉妹に隠れてこっそり禁断の恋をしているという噂。

村上先生に、百瀬玉さんですか。なんでしょう?
―――生徒の顔と名前はフルネームでカンペキに記憶
申し訳ありません、響子様。つい感情的になってしまいました
―――響子・美加には絶対服従
ああ……そうか。今日の一時限めの科目は化学でした。
得意科目でありますね、自分も、秋月凪さんも――

―――ナギのテストの点数がかなり気になる様子
な、な、な……秋月さん、この早河忍が生徒会書記だと
承知しての発言ですか!

―――焦ることもあったりします


「ごきげんよう、村上さんのクラスの皆様!」

「え!? バ、バラ!?」
突然視界に飛び込んできたのは、麗しき真紅の花弁を咲き誇らせたバラ、バラ、バラ。
まさしく教室内ラ・ヴィ・アン・ローズ状態。
その中央に、豪快な縦巻きロールをふりかざした生徒が立っている。
「失礼させていただきますわ」
「は、はははい??」
彼女は微笑みを浮かべながら、ズカズカと教壇の方へと闊歩してくる。
その後ろにやや遠慮がちな縦ロールの生徒と、長身のショートカットの生徒を引き連れていた。
「そこをおどきになって下さる?」
「はわっ」
クラス全員の視線を浴びつつ、バラを背負った縦ロール少女に俺は押しのけられた。
よろめきながら教壇からはじかれてしまった俺。
そんな事などおかまいなしに、バラ縦ロール少女は微笑みをたやさず続けた。
「遊華総合学園生徒会会長・華澤響子でございます」
「お姉さま、皆さんご存知だと思いますわ」
「――ミカさん? 人の上に立つ者、いついかなる時でも自己紹介は必要よ。ミカさんも副会長としてそのあたりの自覚をもっと持っていただきたいわ」
「……すみません」
バラをまきちらしながら、生徒会長は副会長を叱責している。
この二人はほとんど同じ顔立ちだ。
少々キツい印象を受ける顔の方が姉の響子で、縦ロールも態度もやや遠慮がちなのが妹の美加。
この双子姉妹は、学園内でもちょっと有名な存在だった。
「あの―……もしもし」
……いや、ちょっとどころではない。
彼女たちは、この学園に在籍するならば知らない者などなしといった存在である。
華澤姉妹――そして眼鏡の奥から冷たい視線で世の中を見つめている、早河忍の三人組。
行くところバラあり敵なし、泣く子も黙る生徒会三人組――それが彼女たちの呼び名だった。


(ホームルームの最中、突然教室に乗り込んでくる生徒会三人組)